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2014年12月

川沿いの桜並木に今年も″冬のさくら咲きました″

午年の1年も過ぎ去ろうとしているこの頃
なんという速さ!と実感しつつ振り返る

初冬にかなり目についたツワブキの黄色い花
近くの植え込みなどあちらこちらで見かける、
赤、ピンクや白の山茶花の花
寒さの中でどの花もとても逞しい

白椿を先端の蕾まで開花したオンシジュームと合わせてみると
日の光が差し込むなか、柔らかな明るさを見せてくれました

綺麗に色づいたさくらの葉をひろい集め
アナスタシア(菊)と遊んでみました
2週間も楽しんでいるうちに、桜並木はすっかり葉を落とし
エコ電源によるピンクの小さな花が満開になりました

 
※1.白椿、オンシジューム 2.さくらの葉、アナスタシア(クリックで拡大)


2014年11月

紅葉のたより、初雪のたよりと季節が移ります。
上空からとらえた絶景を居ながらにしてTV画面で目にするこの頃
美しい紅葉に心まで染まったのはいつだったか?と・・・。
先ごろ訪れた長野も一週間後だったらと見頃のタイミングは難しい。
川沿いの桜並木が色づくこの頃、身近な深まりゆく小さな秋を探すことに・・。

 
※1.豆柿 2.クロカネモチの赤い実(クリックで拡大)


2014年10月

朝夕の寒さや透明感を増した日の光に秋の気配を色濃く感じるこの頃
教室へ向かう途中で見かけるオリーブとマイヤーレモンが
沢山の実をつけているのに気が付きました。

オリーブの花言葉は[平和]です。
落ちていたまだつややかな青い実を数粒、
愛おしく、両の手に包み込むように持ち帰り小さなガラス器にいれました
目にするたび、心穏やかに過ごせる気がするこの頃です。

   
※1.2.3.オリーブ(クリックで拡大)


2014年9月

弱々しく鳴く蝉の声、暮れて耳にするむしの音
思いがけず早足で秋がやってきました

季節に先駆けて様々な花を生け、季を楽しむ!
そんな8月の終わりに玉のかんざしを生けました。
いつも6月から7月に生けている擬宝珠の花とちがい
花付きも多く、八重の花は美しく気品があります
教室いっぱいに広がる芳い香りに
充ち足りたひと時を過ごしました

秋のキャンペーン!が始まりました
ひとりでも多くの方にいけばなに触れていただけるよう
お待ちしています

※実りの秋へ(ガマズミ、野ばら)(クリックで拡大)


2014年8月

やってきました!
今年はいつ?と心にかけていた蝉がベランダに…。
早朝見かけた蝉はじーっと壁にとまったまま、たまにかすかに鳴き
昼過ぎに飛び去って行きました。

今年初めて鳴き声を耳にしたのは7月8日。おぼつかなかよわい鳴き声。
その後、中旬過ぎからしっかりした鳴き声が聞こえ始め
いよいよ、賑やかな声が響き渡ります。

年々暑さが増し、酷暑に花を生けるのが花も人も大変になってきましたが
お花屋さんから初めて生ける花がお稽古に届きました。
セファランサス(アカネ科)、北米原産でムーンライトファンタジーの別名も。
蕾も開花も球状で、蕾はグリーン。開花は白い球体で、大きさはたんぽぽの綿毛の様。

久しぶりに生けたルビースパイス(アメリカリョウブ)は暑さに似合う花!と実感です。

こうして気候の変化、生態系の変化がすすみ、やがて人々の四季への感性も変化し
伝えられる文化も変遷を辿るのですね…。
そんなことを遠く、近くに蝉の声を聴きながら想いを巡らしています。

※セファランサス(クリックで拡大)


2014年7月

梅雨明けのたよりが聞かれるなか、
1年後の完成を目指して急ピッチで新しい再開発の街づくりが進みます。

いっせいに咲き出したアガパンサスの群れはまるで花火のように次々と開花し
もう早や、その一角は終わろうとしている。

そして、昨年の種を蒔いた朝顔はぐんぐんと成長をはじめこの先が楽しみ!
昨夏のように小さな可憐な花が咲いてくれるのを待つばかりです

行き来する見慣れた通りのあの花、この花
マイヤーレモンの木はしっかりした葉を茂らせ
紅花常盤万作は気持ちよく奔放に枝先を躍らせて
剪定されるまでのびやかな線の躍動感を楽しませてくれます

そんな街の一角におしゃれなマンションギャラリーがお目見えし
素晴らしい鉢植えのディスプレイに目を奪われました
ユッカ属と思われる、(残念ながら同定することはできないが)が花をつけ
樹齢は何年?と思わず想う素晴らしい樹形のオリーブの木!
何処から来たのでしょうか?国内?それとも外国?育てやすいと聞いてはいるが
炎天下、そして鉢植えとなればお世話は行き届いているのかと少し心配。

年々入手が難しくなっているとはいえ今年も季節の花を生けることができ幸せです

 
※1.ユッカ 2.オリーブの木(クリックで拡大)


2014年6月

初夏の爽やかな薫風はどこえやら真夏の暑さが続きます。
季節外れの天候にもめげず、
一鉢のバラが咲き、何日も目を楽しませてくれ
6年目のミニ胡蝶蘭が今年も可憐な花をつけました。

富山・楽翆亭美術館で開催されている
「中川 幸夫ー奇跡の花―」展に行ってきました。
写真で遺されている作品、書簡、自作のガラス器、書など94点
流派に属さず、孤高の歩みをされた先生の作品群
花汁を和紙ににじませた作品は退色を考慮するとその機会はなくなるのかと…

個人の邸宅を美術館にしたというが日本庭園も手入れが行き届き美しい!
庭の一角の[蔵]では、さかい ゆきお展も併催されており
ここでも懐かしい先生の作品に出会えました

いけばなは生けあげた瞬間が最高の輝きなのかもしれません。
その歩みと作者のポリシーが同じ歩調で繋がっていけない
富山県立近代美術館の滝口修造の部屋でそんなことを漠然と思っていました

熱い情熱で滝口邸を訪ねた中川先生、
きっと、次代を担う若き中川幸夫が誕生していると希っている

 
※1.楽翆亭美術館・(グッズ)お懐紙 2.庭のアヤメ(クリックで拡大)


2014年5月

いのちの輝き
春、芽吹きの初々しい緑が輝く
桜がおわりかけ、山吹の黄色い花びらが舞、長閑な京都嵯峨野を歩く
ピンクと白の花蘇芳、満天星つつじ、三つ葉つつじ、霧島つつじ…何種ものつつじ
芍薬、石楠花、牡丹、モッコウバラ、藤、八重さくら、三椏、椿、イチハツ、利休梅…
げんげ(レンゲソウ)畑を目にしたのはいつのことだったか?
そして幾種類もの楓が織りなす緑の輝き!
そこえ鴫立沢の赤がまざり爽やかな緑を一層際立たせている

花、花、花の中で印象深かったのは八角蓮
竹林を背にして名前を掲げられて育つ姿はとても可憐に映じて
花展か鉢物でしか見たことがなく思わず写真に収める
八坂神社近くでは鉢植えの立派な葉が茂り、花の蕾を見つけた

国際ホテルの前で連れにこのさくらは…と話していると
「珍しいでしょ、さくらだよ」とタクシーの運転手さんが
「今、話していたの御衣黄!」
「よく知ってるね」
「お花の先生で……」
とても桜とは気が付かない色もやや黄みがかった八重のさくらです
それでも名は体をあらわす、上品で雅な趣を感じる貴婦人!

手入れの行き届いた寺院の庭園、また長閑な自然の中を歩いて、歩いて
今回の京都でも銀閣寺、東求堂の同仁斎に坐ししばしの時を過ごしました

 
※八角蓮(クリックで拡大)


2014年4月

開花はいつなのだろう…。
暖かい日があると思えば、寒さにコートが離せなかったり
今年もウキウキと桜を追いかける。

今年、一番早く楽しんだ桜は3月15日の静岡
3月26日、東京より早く見られると思っていた大阪では数輪の花
28日の東京では暖かな1日で、
目黒川沿いでは朝と夕方では空気の色までピンクに染まり

ゆっくりと北上する桜前線を各地の友とかさねて楽しみます


2014年3月

桃と菜の花・・・、節句を前に毎年生ける取り合わせです。
上級クラスの取り合わせは、今年は桃、カラー、青麦。

桃の枝張りを寄せたしおりをはずす時、可愛い花がこぼれます。
「この花きれいだったのに」「あんなところまで飛んで行った」
ふっくらとしたピンクの蕾があちらにも、こちらにも・・・。

そんなこぼれた花を集めて、浮き花にして飾りました。
「桃花流水」

住空間によってはお稽古で生けた花をそのまま自宅で飾ることが
できないこともあります。
自由に、解き放たれた感性を添えて花を楽しむ
次々と出回る花木、カラフルな花々
色彩にあふれた春はとくに花遊びにふさわしい季節です。

 ※桃花流水(クリックで拡大)

2014年2月

 一枝の春
春は名のみ♪のこの頃です。
またまたお庭の花をいただきました。
なんと可愛らしい椿!
梅も凛としたではなくふっくらとして春めいています。

立春過ぎの寒波到来の日、コンサートに出かけました。
もう30数年前、パリのオペラ座いらいの『蝶々夫人』を
西本智実指揮、東京フィルハーモニー交響楽団そして解説?黒柳徹子さん。
とてもユニークな語りで大いに盛り上がった感動的なコンサートでした!
『蝶々夫人』が再会の喜びを幾種類もの花々…で家中いっぱいに撒き散らすシーンに
悲しみと背中合わせのコントラストを感じました。

ジョサイア・コンドルの現存する建築などで思いっきり花を生けてみたい!
心の片隅にながいこと抱いている感覚がわぁーと広がる一瞬です。

 ※一枝の春(クリックで拡大)

2014年1月

好天続き。
高くたかく晴れわたる青空に飛行機のすがたが…、
1機、2機そしてまた1機。
機中で目にする飛行ルートを3Dで見るかのようです。
おそらくは成田空港から飛び立った国際線の機影と思われる。
天気と時間のタイミングで時折何機もの飛行機を見えなくなるまで追いかけてみる。

昨年11月に訪れた亜熱帯、熱帯気候の台湾で
通称〝人生の木″と呼ばれる樹木を知りました。
灌木程度の大きさで街路樹として見かけたが、ガイドの説明によると
木が育ち、花をつけ、開花して花色が変化し、実になり、茶褐色に・・・と
樹木の生育を人の一生と重ねての通称。

素敵な『花』との出会いを願って
幸い目にすることができた、めでたいツバメの写真を添えることに。

 
※ツバメ(クリックで拡大)

2014年1月

   明けましておめでとうございます。

今年も花とともに倖多き年でありますように

       平成26年 元旦



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