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2010年10月

 まだ、突然の秋に入ってからそれほどの日が経っていない。
それなのに、あの暑かった夏がずぅーと以前であったように感じる。

日本いけばな芸術特別企画 in 金沢 「みる きく さわる」展に
出品するため、久しぶりに金沢に滞在した。
会場である21世紀美術館を訪れる度に座る椅子が、
変わらずに待っていてくれ嬉しい!
もちろんこの椅子も壁面の絵も作品だが、21世紀美術館らしく
作品と来館者との距離が近く、気ままに椅子に身をまかせ
空の、雲の、陽の来し方をながめて一時を過ごします

花は歴史の一コマをみて、きいていた・・・。
秀吉と利休の「朝顔の茶の湯」にいわれる故事のように。
心の裡にあるそんな想いがこの作品につながりました。
              (作品紹介の写真参照)

兼六園の手入れの行き届いた大樹に圧倒され
秋から晩秋へと移ろう、燕子花の風情に
たしかな季節の到来を実感しました。
そして、老舗「つば甚」でいただいたお料理の盛りつけでも
美味なる季節を堪能したことを付け加えないと。

2010年9月

九月になりました……

あつい!あついョ! 言ったらよけい暑いョ

むくむくと入道雲のような白い雲が青空をバックにうごめいて


ベランダの朝顔は 蔓をのばし 葉を茂らせているけど

やっと小指の爪ほどのつぼみを見つけた

曜白朝顔のなかま 「富士の桃」ってなまえだそうで

5月のある日 郵便局で「育てますか?」といただいて

朝に夕に 水やりをして 楽しみにしているのです


シラカシの街路樹の道で 足下に動く白い小花にそうぐう???

じーと見つめると 日々草!

蟻が必死ではこんでる!

どうして? 蜜でもたべるの???

水はけを考えた レンガ状の敷石にひっかかり あくせんくとうです


それでも ゆうがたの雲は 秋もよう

四季の国 日本でいてほしい  いつまでも……

2010年8月

お暑さのお見舞い申し上げます。

酷暑、猛暑などという言葉が飛び交う今年の夏。
それにしても、なにかがいつもの夏と違うようです。

7月の20日頃から鳴き始めた蝉の声、
春先のウグイスと同じで、数日間はおぼつかな鳴き声でしたが
にぎやかなセッションの始まりです。
それとて、いつものように早朝起こされるほどでなく
遠く、例の大欅の辺りから聞こえてくるのでしょう。

作品制作に身が入らず、これも暑さのせいにしているが
先頃の山種美術館での「生誕120年 奥村土牛」展を思い返している。

白寿を前にした奥村土牛翁の隣室に入院していた時のことである
自ら車いすを押して、廊下を行き来して運動される姿を見かけた。
その翌年であったか、NHK特集「百歳の富士 奥村土牛」を観て
作品に向き合う精神力、意志の強さ、気力に
病院での一歩、一歩と運動される姿を重ね合わせた。

それなのに、「さぁ~!」と気弱なかけ声ばかりで
それと、うだる暑さに急に弱った雲竜ハシバミの養生が気がかりで
凡人ぶりだけを発揮している毎日です。

2010年7月

6月中旬のある朝、セミの鳴き声を耳にする。
今年も賑やかな鳴き声に目を覚ます日々がやってくると…。

この一日だけの鳴き声以後、今日7月7日までまったく聞こえず
どうしたのかと気がかりである。

聞けば、大欅にカラスが巣を作り子供が生まれたとのこと。
♪可愛い七つの子があるからさぁ~  
童謡の世界とほど遠く、樹齢を重ねた大欅を眺めながら、
いつまでも伐採されないようにと希うこの頃。

フラワードリーム2010で山百合を生け、
自生種の花を生けることがどれほど難しくなっているかを実感!
”花は 一生懸命咲いているから 美しいんだよ”
新潟の寺で眼にした言葉です。
心をこめて、一生懸命生けました。

ほんとうの星の河に感動したのはもう何十年も前のこと。
笹竹に願いをこめて短冊をくくりました。

2010年6月

******イベントのお知らせ******

フラワードリーム・2010        
in 東京ビッグサイト

7月3日(土)14:00~19:00.
4日(日)10:00~19:00.
5日(月)10:00~15:00.  

花の星、夢の国。  花は人をむすぶ。

*今年は、いけばなのワークショップもあります。
入場料/1,000円・前売券/700円*高校生以下 無料

2010年5月

寒かった春も温かくなり、駆け足で緑の美しい初夏へと季節は移る。

4月末、鹿児島でトンボを見かけ!なんと穂の出た薄もあり
地球上の生物が迷いはじめているかのよう。
それでも、霧島高原のつつじは暦通り。自生種の野海棠の花が盛りでした。

東京・井の頭公園で長い望遠レンズを搭載したカメラを担ぐ人々に出会う。
しばし足を止め、カメラの前方を見上げていると
「オオルリが北へ向かう途中、ここで小休止をしている」と教えてくれる

爽やかな緑と美しい鳥!気候に惑わされず確かな営みを続けていました。

2010年4月

寒くて、寒くて!凍えるような寒さの中
健気に咲く三分咲きの桜並木を眺める観桜パーテイー。
それでも桜にかこつけて、集う笑顔は格別です。
まさに花より団子!

その四日後、風は強くても気温は上がり満開になり
明るい日差しのもと、延々と続く桜を一人楽しみました。

この春も何人かの新たな出会いを得て、桜談義を楽しみます。

2010年3月

散歩道の一角にある7本の寒緋桜。
3月に入り早々と咲き始め、あっという間に満開になりました。

とろっと重たげに垂れ下がる、濃い緋色で重弁の花。
いわゆる桜のイメージとはかけ離れているが、
小学低学年の女の子には可愛らしく映るようで
ちょうど写真を撮っている目の前に子等の手が伸び
折り採ろうとする。
「折ったらかわいそう!」思わず声が出て……。
見れば、子供の手には沈丁花と蔓日々草の花が握られていました。
若菜摘む春。自由に草花を摘む楽しみは都会にはないのですね。

数㎞にわたり続く川沿いの染井吉野は、
木々を包み込む空気をほのかにピンクに染め
いよいよ桜のシーズン到来を告げています。

2010年2月

昨年の11月から今年の1月17日まで江戸東京博物館で開催された
「いけばな」展に何回か足を運びました。
一度はレッスンに通う皆さんと、また、小原流の支部の皆さんとも。

いけばなの資料展で、生の花をいけた実作の花展とは違い
どの程度興味を持ってもらえるかいささか心配もしていたのですが
長時間かけて熱心に見る様子に、とても嬉しく思いました。

帰路、国技館前から船で浜離宮へ回り手入れの行き届いた庭園を散策しました。
その後は美味しい食事で盛り上がったことは言うまでもありません。
いけばなの周辺知識に触れ、刺激を受ける時をもつことができました。

2010年1月

    明けましておめでとうございます

初詣に神社を訪れると、緑豊かな樹木に心洗われます。
     今年も沢山の花々と出会い、
語り合える歓びを与えていただけるように掌を合わせました。

『婦人画報』新年号に、いけばな小原流・五世小原宏貴家元が
*正しい初詣の拝礼作法*のモデルとして明治神宮を参拝される
様子が掲載されています。
伝統、型、所作……。日本人が自ずとかたちにした心の具現。

   いのちある、美しい植物を手にする歓び。
      今年が平穏でありますように。

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